外壁塗装の見積書を比較する際は、単純な「金額の高い・安い」だけではなく、以下のポイントを確認することが重要です。見落とすと後からトラブルになることもあるので、丁寧にチェックしましょう。
見積書比較のポイント
まず各社の見積もりが同じ条件で作成されているかを確認し、塗料面積と単価、使用する塗料、塗装回数、下地補修、高圧洗浄費、保証内容、施工会社の対応などを比較することが重要です。
1. 塗装面積と単価の明記
- 外壁や屋根など、塗装する面積(㎡)が具体的に記載されているか。
- 使用する塗料ごとの単価や数量が明記されているか。
- 面積が不明瞭だと、適正価格か判断できません。
2.使用塗料の種類・メーカー・グレード
- 塗料のメーカー名・商品名(例:日本ペイントのパーフェクトトップ)まで書かれているか。
- 同じ「シリコン塗料」でも性能差があるため、グレードの比較が重要です。
3. 塗装回数(下塗り・中塗り・上塗り)
- 通常は3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)が基本。
- 「中塗り・上塗りが一緒」などと書かれている場合は要注意。
4. 下地処理・補修の内容
- クラック補修やシーリング(コーキング)打ち直しなど、下地処理の内容が具体的か。
- こうした作業が省かれると、塗装の耐久性が大幅に下がります。
5. 足場・養生・高圧洗浄などの項目の有無
- 足場代や養生費(飛散防止のビニールなど)、高圧洗浄費が別途か、含まれているか。
- これらが抜けている見積書は、後で追加請求される可能性があります。
6. 保証内容・保証期間の明記
- 施工後の塗膜保証の有無と期間(例:5年、10年)が書かれているか。
- 書面で保証されるかどうかも確認。
7. 施工会社の対応・説明力
- 見積書の内容について質問したときに、丁寧に答えてくれるか。
- 曖昧な説明や「任せてください」だけでは信頼性に欠けます。
見積書比較のチェックリスト
比較する際は「安すぎる」見積書にも注意が必要です。手抜き施工や低品質塗料のリスクがあるため、「適正価格」で「丁寧な施工」をしてくれる業者を選びましょう。
✅ 塗装面積と単価が記載されている
✅ 塗料のメーカー・商品名が明記されている
✅ 3回塗りが明記されている
✅ 下地処理の内容が具体的
✅ 足場・養生・洗浄費が含まれている
✅ 保証の有無と年数が記載されている
✅ 質問に丁寧に答えてくれる業者か

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